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理事長挨拶

よつ葉会の歩みは、平成4年1月に尼崎中央家族会が精神障がいを持つ子弟の為に、精神保健福祉に携わる多くの方々の支援を得て、小規模作業所を開設したことにより始まります。

平成18年2月、障害者自立支援法の施行に伴い、特定非営利活動法人よつ葉会を設立。近隣の方々を理事に迎え、より地域に開かれた施設として新しい一歩を踏み出しました。

よつ葉会設立当初より理事長を拝命し14年目を迎えましたが、此の間制度改正や家族機能の変化、経済不況など社会福祉を取り巻く環境は著しく変化いたしました。外的な環境は変化しても、この世界で生きているすべての人々は幸せになる権利があり、その権利が平等に守られる社会、それが当たり前の社会だと確信しております。

 障がいのある人の自尊心が損なわれることなく、個人的、社会的尊厳が保たれ、自由と権利が守られることが最も大切なことです。それにより社会で生きていくことの基礎となる相互的な対人関係を結ぶことができます。さらにそれぞれに生きる力が弱められることなく、充分に発揮されることにより、障がいのある人が心身共にゆとりを持ち、本当に自立した生活を送ることができるようになると考えています。

私はそれを切に願い、そして更なる精神障がい福祉の向上を目指し、志を持った職員とともに、地域に根付き開かれ地域の皆さまから信頼される法人として、着実に歩みを重ねて行きたいと考えております。

​             特定非営利活動法人よつ葉会 理事長 松下寿能

特定非営利活動法人よつ葉会

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